【脱初心者】一眼レフカメラで簡単に月を撮影する方法をご紹介♪

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皆さんこんにちは!元カメラ屋店員のakiです!

カメラで色んなものを撮っていると、地上の物はよく撮影するのに、空にあるものはあまり撮影しないことに最近気づきました。

年を取ると上を向くのが辛くなるのも要因なのかもしれません(汗)

そこで、今回は『一眼レフカメラで簡単に月を撮影する方法』をご紹介したいと思います。

望遠鏡がなくても、入門モデルのダブルズームキットに付属している『望遠のレンズ』を使えば、月のクレーターを撮影することができます。あなたも月の撮影に挑戦してみませんか?

月の撮影に必要なもの

『お月様を撮影する』と聞くと、壮大な事をしそうな感じで、機材なども大掛かりなものが必要そうに感じますが、実は一切そんな事は無く、『望遠レンズ』『一眼レフカメラ本体』が有れば十分に可能です。

その他、自分好みの形のお月様を撮影したい場合は『月齢カレンダー』が有れば便利です。
『この日が満月!』『この日は三日月!』などが分かるので撮影日程を決めるのに重宝します。

私はこのアプリを使用してます、一目で簡単に月齢がチェックできるのでお勧めです♪

『fxwill』様制作の 『シンプル月齢カレンダー』

シンプル月齢カレンダー - Google Play のアプリ
シンプルな月齢カレンダーです。ウィジェットもあります。 「シンプル月齢ウィジェット」をリニューアルした後継アプリです。 【改良点】 ・カレンダーをグレードアップ(背景のバリエーション、月星座、水星逆行などのデータを追加) ・アプリの容量を軽量化 ・ウィジェットの設置なしで通知可能 ・お試しでウィジェットの色を変更可能...
‎シンプル月齢カレンダー
‎シンプルな月齢カレンダーです。 日付セルをタップすると詳細画面が表示されます。 表示されるデータは月相、月齢、距離、輝面比、月星座、水星逆行、月の出入り時間など。 メモ機能、ウィジェットもあります。 満月、新月、上弦、下弦、水星逆行の開始と終了の日に通知できます。

お月様を撮影するのに適した『望遠レンズ』とは?

望遠レンズとは、その名の通り遠くの物を撮影できるレンズです。

入門機のダブルズームキットを購入した際に付属している『長いレンズ』が望遠レンズになります。

レンズの側面に書いてある数字(mm表記)が大きければ大きいほどズーム率が大きく遠くを撮影する事が出来ます。

これを焦点距離と言います。

大体は、レンズの前端・側面などに記載してある。

お月様を撮影する為に必用な焦点距離は『200~250㎜』です。

入門機に付属しているレンズは大体『200~250㎜』の物が多いのでそのまま撮影に臨むことが出来ます。

今回は200mmまでズーム可能なレンズを使用し解説して行きます。

カメラを『マニュアルモード』に設定しよう!

撮影の際はに『マニュアルモード(Mモード)』に設定しましょう。

何故かと言うと、月は意外と明るく、カメラの自動調整では真っ白になってしまうからです。

左:オートモードで撮影。白飛びしてしまった。
右:マニュアルモードで撮影。綺麗に撮影する事が出来た。

『マニュアルモード』というと難しく思われがちですが、次項では『お月様撮影時のマニュアルモードの設定方法』を解説するので安心して下さい♪

尚、『マニュアルモードって何?』という人は、過去記事で紹介してるので、良かったら一読してみてください♪

撮影前のオススメのカメラ設定♪

ここでは、お月様を撮影する際に失敗しないための『マニュアルモード』の設定数値をご紹介します。

マニュアルモードを使ったことがない人も、写真付きでどの項目を変更すればいいのかを解説して行きますので是非一度見て見て下さい♪

お月様の形や、雲量によっては最適な設定ではないかもしれませんが、その際はダイヤルを回して微調整をしてみてください♪

絞り値・シャッタースピード・ISO感度はこれ位が目安♪

絞り値(F値)の設定
まず大事なのが絞り値です。
個人的には絞り値はF8ほどがオススメです。
理由は、お月様は明るい被写体なので、絞り値を低くすると白飛びしてしまいます。
また、F8で撮影する事でレンズの性能を最大限に利用する事が出来るので、撮影の仕上がりがシャープになります。

Cannon EOS Kissシリーズの場合、『絞り値』の変更はカメラ背面の±ボタンを押しまま、上面のダイヤルを回す事で変更できます。

 

 ◆シャッター速度の設定
シャッタースピードは撮影時の手ブレを防いだり、お月様が移動する際にブレてしまうのを防ぐ効果が有ります。
その為出来るだけ速くしたい所ですが、速くしすぎると写真の仕上がりが暗くなるので注意が必要です。
個人的には、 シャッタースピードは1/200から1/320程度の間で微調整をしながらの撮影をオススメします。
写真の仕上がりが暗い場合には低めの1/160などに設定してみましょう
ただし、数値を低くすると手ブレが発生しやすくなるので注意が必要です。

Cannon EOS Kissシリーズの場合、『シャッタースピード』の変更は上面のダイヤルで行えます。

 

◆ISO感度の設定
ISO感度は写真の仕上がりの質(ノイズやシャープさ)に関係してきます。
出来るだけ綺麗画質&手持ちでお月様を撮影したい場合はISO感度は400がオススメです。
その方が撮影後のトリミング(切り取り)時に写真を拡大してもノイズが目立ちづらいので綺麗に拡大できます。
写真の仕上がりが暗い場合にはISO感度を上げることによって明るくなりますが、ノイズが増えるので注意が必要です。

Cannon EOS Kissシリーズの場合、『ISO感度』の変更は上面のISOボタンで行えます。

1点AF(オートフォーカス)にすれば撮影がグッと楽になる

お月様にピントを合わせる時は、カメラにピントを合わせる位置を選んでもらうのではなく、任意でピントを合わせる1点AFを利用してみましょう。

カメラ自動選択でも撮影できない事はないですが、1点AFにすることで撮影がグッと楽になります。

 

1点AFの設定方法は以前の記事で紹介していますので、良かったら是非一度読んで見て下さい♪
クリックしてもらうと紹介ページの設定項目に移動します。

ファインダー撮影・ライブビュー撮影
両方での設定方法を解説しています・

お月様の移動速度はかなり速く、1分で15度分も移動するそうです。

そのため、カメラ任せのピント合わせを行うと、その間にお月様が横へずれてしまいます。

そうならない為にも、銃の様に狙いが定めれる1点AFがオススメです。

撮影時の明るさが分かりづらい時は『ライブビュー撮影』がオススメ♪

撮影時に、
『写真がどれ具合の明るさで撮れるか分からない』『マニュアルモードに慣れてない』
という人は、ライブビュー撮影を試してみてください。

ライブビュー撮影とは、カメラ背面の液晶画面で被写体を確認しながら撮影する方法で、リアルタイムで色合いや、写真の明るさが確認できる所がメリットです。

仕上がりイメージが画面にリアルタイムで表示される。
左側は暗く仕上がり、右側は明るく仕上がる。

しかし、画面を見ることでカメラを構える姿勢が不安定になり手ブレが発生しやすいので、可能ならば三脚などの補助が有る状態で利用するのがオススメです。

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撮影時にこれだけは気を付けよう!

ここまでくれば、後は実際に撮影をするだけです♪

ただし、他人の家の前で撮影すると警察沙汰になりかねないので、注意して下さい。

次項ではお月様の撮影時によくありがちなミスと、慣れてきたら更に写真の出来栄えをよくするテクニックを記載しています♪

最大までズームをした状態で撮影しよう!

撮影時によくありがちなのが、設定する事が多すぎて『ズームしないまま撮影』をしてしまう事です。

設定時にズームを忘れてしまうと、せっかく決めた位置などもズレてしまう事になります。

撮影前には今一度チェックをし、抜かりがないか確認をした上でシャッターボタンを押すようにしましょう♪

撮影に慣れてきたらMF(マニュアルフォーカス)を試してみよう!

ピント合わせは、基本的にはAF(オートフォーカス)でOKですが、慣れてきたらMF(マニュアルフォーカス)にも挑戦してみると、更にいい写真が撮れる可能性が有ります!

レンズ側面の『AF/MF』と書かれたスイッチを『MF』側にスライドさせます。

その後拡大表示ボタンを押し、カメラのモニターを見ながら、月の輪郭が一番シャープになるところまでフォーカスリングを回しピントを合わせましょう。

また、ピントを合わせる時には、息を止めて体が前後しないようにカメラを固定する事がポイントです♪

撮影後はトリミング(写真切り取り)をすると楽しいかも♪ ~まとめ~

どうでしょうか?無事にお月様は撮影できましたか?

撮影後のお月様は意外と小さく感じますが、写真をトリミングすることで、くっきりとクレーターまで見えるようになります。

トリミングの方法は、カメラ付属のアプリを使ったり、スマホへ送りアプリで作業をしたりと様々な方法が有ります。

私はキャノン純正ソフトの『Digital Photo Professional 4』を利用しています。

キャノン純正の『Digital Photo Professional 4』は
動作は重めだが、使い勝手は非常に良いです♪

どんなアプリがあるか分からない!という人はメールやコメントにてご質問いただけましたらご紹介させていただきます♪

今回のまとめ!
・お月様は手持ちで充分撮影可能!
・撮影時はマニュアルモードで撮影しないと白飛びしてしまう!
・仕上がり具合が分からない時はライブビュー撮影がオススメ!
・撮影後はトリミング作業を行うと写真の迫力がアップ!

普段はじっくり見たことないお月様も、こうやって写真に収めてみるとクレーターまで写っており、非常に神秘的な感じがしますね♪

お月様は世界中どこへ行っても同じ形であれば、決まった設定で撮影できるので、何か手軽に珍しい写真を撮ってみたいという方は一度試してみてはいかがでしょうか?

今回は『一眼レフで手持ちで簡単にお月様を撮影する方法』をご紹介しました。

いざ実践してみて「操作方法が分からない」「設定が元に戻らなくなった」等有りましたら、コメントやメールにてお気軽にお問い合わせください。

それでは次の記事で会いましょう♪
以上、akiでした!皆さんよいカメライフをお送りくださいませ♪

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