レンズ保護フィルターって必要?不要?カメラ屋店員目線で徹底的に考えてみる。

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皆さんこんにちは!亜希(@yoromiblog_aki)です!

一眼レフやミラーレス一眼のレンズを保護するフィルター、通称レンズプロテクター。
いくつもの種類が有るフィルターの中でも『常用フィルター』と称されることもあります。

レンズの先端にねじ込んで装着しておくことでカメラのレンズ面(前玉)を傷・汚れから守ってくれるカメラアクセサリーです。

個人的にはカメラを日常で利用する上では必須のアイテムだと考えています。

しかし『レンズフィルターを付ける事で起こる画質の低下』を気にしてつけないという人も居ます。

なので、今回は『レンズ保護フィルターは本当に必要なのか?』について元カメラ屋店員目線も交えてご紹介したいと思います。

そもそも『レンズ保護フィルター』とは何なのか?

レンズ保護フィルターとは、レンズの前側にねじ込んで装着する事で レンズ面(前玉)を保護してくれる為のフィルターです。

レンズの鏡筒の太さに合わせて様々なサイズが発売されています。
例として、49mm・52mm・55mm・58mm・67mm・77mmという感じです。
ミラーレス一眼なら49㎜や52㎜・一眼レフなら55㎜や58㎜などが一番利用されているサイズかと思います。

レンズによって、装着できる保護フィルターの径が違うので、
購入する際には画像の様に対応径を確認したうえで購入するようにしよう。

値段も海外製の1,000円の物から、日本製の10,000円以上する物まで販売されています。
基本的には保護フィルターのサイズが大きくなったり、良い防塵・防汚コーディングがされている物になればなるほど値段が高くなっていく傾向です。

保護フィルターが初めての方は、最初に高価な保護フィルターを購入するのは気が引けると思うので、最初は中華製の安い保護フィルターを購入してみて、便利さに気付いた上で、より良い物を購入するのがオススメします♪

レンズ保護フィルターを装着するメリット

保護フィルターを装着するメリットはレンズを保護することです。
写真を撮影するのに必須のレンズに傷や汚れが付着してしまうと、せっかく撮った写真にも写りこんでしまいます。

例えば、外でカメラを使うと『自然と砂埃が付着したり、レンズ面に指紋を付着させてしまった』なんてことが有るかと思います。

夏場やカメラを持ってた後の手で触ると
軽く触れただけでも皮脂が付着してしまう。

カメラ屋店員時代はこの手のトラブルの相談が多く、子供が触ってしまってレンズ面に指紋がべったりついたけど、清掃すると傷を入れてしまいそうで怖いといった相談が多かったです。

そういう時に、レンズ面を清掃する場合、傷ついてしまったら修理でしか傷を消すことが出来ない為、傷を入れないように慎重に清掃する必要が有りますが、保護フィルターなら傷ついたら交換すれば済みますので、気楽に清掃できるのは大きなメリットです。

レンズ面の清掃方法については、以前の記事で紹介していますので、宜しければ一読してみてください♪

また多いのが、出先でレンズをぶつけてしまうことです。狭い道を通っていて木や柱や壁などにぶつけてしまったり、 人とすれ違う時に相手のカバンに不意に当たってしまう事が有ります。

撮影中は連続して写すことが多いので、レンズキャップを外したままの人も多いかと思います。そういう場合でも保護フィルターがレンズ面を守ってくれていると思うと、かなり安心感がありますよね♪

レンズに傷が入ったり、割れてしまった場合の修理費用は、レンズの型番にもよりますが、安く見積もっても3万円以上。
購入価格が10万円程のレンズになってくると修理費用は6~12万円以上になってしまう場合が多いです。

せっかく撮影に行ったにもかかわらず、傷つくことを恐れて撮影に身が入らないよりも、傷ついても安心して撮影できる方がいいですよね♪

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レンズ保護フィルターを装着するデメリット

保護フィルターを装着する際のデメリットは

『レンズ毎に保護フィルターを準備しなければならないのでコストが掛かる』
『画質の低下が発生する場合が有る』

が挙げられます。

コストに関しては、一枚3,000円程でも、持っているレンズ分揃えるとなると、結構なコストがかかります。

しかし、同じサイズのフィルターならば、レンズ同士で使いまわしが出来る為、一度揃えてしまえば長く使えるものなので買っておいて損はないです。

また、画質に関しては、『逆光時にフレアーやゴーストが出る』などとも言われていますが、最近では保護フィルターも進化している為、画質低下を抑える為のコーティングが施されている物が多く、そこまで気になるものではないと個人的には思います。

本当に画質低下は起こるのか?

結論から言うと、レンズ保護フィルターを装着することによって、理屈的には画質低下は起こります。理由としてはフィルターを追加する事でレンズへの光の入射の邪魔になってしまう』からです。

画像の様にカメラのレンズの中身には、沢山のガラスが使われています。
中にはピントを合わせる役割を持ったガラスや、ズームする為の役割を持ったガラスが内蔵されています。

これは、私達が日常カメラを使う上で少しでも便利に使えるようする為に入っているのですが、本来はカメラのレンズはガラスの枚数が少なければ少ないほど、光が入射する時の邪魔にならない為、高画質化を期待することが出来ます。

しかし、レンズ保護フィルターを装着する事で、更にガラスの枚数が増えてしまうため、画質の低下が発生します。その為『レンズフィルターを付けると画質が劣化する』と言われているようです。

ですが、個人的にはレンズ保護フィルターを装着して画質の低下を感じたことはありません。
レンズ保護フィルターを装着して画質が低下する場合『安価なフィルター』を利用しているのが主な原因です。

高い保護フィルターは画質の低下を防ぐ為少しでも平行性を保つように作られていたり、優れた反射防止コーティングが施されている為、画質の低下を感じることはありません。

実験として、画像の赤枠の部分を拡大表示し、保護フィルターの有無で画質に変化が有るか検証してみましょう♪

検証に使用した機材は
『EOS 7D markⅡ+EF 24-70 F4L IS USM』『Kenko PRO1Dプロテクター77㎜』
です。
保護フィルターは当時、新品で約4,000円ほどで購入しました。

今回の検証は、赤枠の部分を拡大したときの画質の違いを比較するという方法で行います。

こうやって並べてみると、フィルターの有無で画質の変化感じるのは難しいと思います。
むしろ、フィルターの有無による変化よりも、傷やホコリによる汚れなどで発生する変化の方が大きいのではないかと、今回の検証結果で感じました。

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保護フィルターは絶対に装着しておいた方が良い!

以上の事を踏まえた上で、レンズ保護フィルターは『絶対』に装着しておいた方が良いです。

同じレンズ保護機能を持った『レンズフード』というカメラアクセサリーが有りますが、保護フィルターはレンズフードよりもレンズ面の保護に特化しています。

なので、保護フィルターとレンズフードを組み合わせることにより、傷や汚れを防ぐための鉄壁防御を作り上げる事が出来ます♪

レンズフードの詳しい説明については、以前の記事で紹介していますので、宜しければ一読してみてください♪

特に個人的に大きなメリットに感じるのが、レンズに傷を入れてしまい、大きな修理費用が必要になるといった状況を回避できる所です。

保護フィルター1枚5,000円程、レンズの傷修理1回30,000円程。
こうやって考えると、フィルター6枚買って、フィルターが傷ついてしまったら交換しシャッターチャンスを増やした方が、今まで以上に良い作品に出会える確率も上がるのではないかと思います

しかも、保護フィルターによる画質低下も今回の検証では全く感じることが出来ませんでした。

なので、カメラを購入する際には必ず『レンズ保護フィルター』もセットで購入する事をオススメします♪

元カメラ屋店員、オススメの保護フィルター

保護フィルターは装着出来ればどれでも良いというわけではなく、しっかりとした物を購入しないと、写真の色味が変わってしまったり、画質が低下してしまったりするので購入する際には実績のあるメーカーの物を買う事をオススメします♪

この項目では、私がカメラ屋時代に色々と出会って納得したレンズ保護フィルターをご紹介したいと思います。

◆No.1
ケンコー PRO1D Lotus プロテクター

Lotus(ハス)の葉は水滴を玉のように弾き、常に清潔な状態を保つ特性があります。そのハスにちなんで名付けた「PRO1D Lotus(ロータス)」は、水や油を強力に弾く高い撥水・撥油機能を備えた新しいフィルターシリーズです。金枠には硬質アルマイト加工を施し、ガラス押さえバネには耐腐食処理を施す等、徹底的に水や汚れに強く、過酷な環境下での撮影に耐える仕様を追求しました。
対応フィルターサイズ:37mm~95mm

◆No.2
ケンコー Zéta プロテクター

最高の透過率と、色の濁り・偏りを全く起こさない優れた品質の光学性能を持つ保護フィルター。
フィルター装着による光の損失を最小限に抑えるため、面反射0.3%以下のZRコートを採用。大切なレンズを砂ボコリやゴミでキズをつけないためにも装着をおすすめします。
スタイリッシュなコンパクトケースが付属。ワンプッシュで簡単に開けることができます。
対応フィルターサイズ: 37~82mm

◆No.3
マルミ光機 DHGレンズプロテクト

お求めやすい価格のDHGレンズプロテクトは、レンズ保護に最適なスタンダードタイプの保護フィルターです。カメラのレンズをホコリやチリから守ります。ローレット付超薄枠を採用し、広角レンズでもケラレにくい設計です。
対応フィルターサイズ:37~82mm

◆No.4
マルミ光機 DHGスーパーレンズプロテクト

少し値は張りますが、DHGスーパーレンズプロテクトは、撥水・防汚コーティングにより気付かずに着いてしまった水滴や、指紋なども簡単に拭き取れますので、日常のメンテナンスも楽にすみます。
対応フィルターサイズ:30~95mm

◆No.5
マルミ光機 EXUS レンズプロテクター

EXUSレンズプロテクターは、可視光に影響を与えない無色透明な保護フィルターです。
面反射率は驚異の0.2%!帯電防止・撥水・防汚機能を備えた新コーティングを採用しています。
従来品では付着してしまう油性マジックなどのインクも付着しづらく、静電気による微細なチリ・ホコリが付きにくく、また付いてしまってもブロアー等で簡単に吹き飛ばせ、ストレスなく撮影を楽しむことが出来ます。
また、平面度・強度も向上させているので、装着しても画質の低下が無く、レンズ本来の性能を最大限に発揮する必須アイテムです。
対応フィルターサイズ:37㎜~95㎜

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~まとめ~

今回のまとめ!
・保護フィルターはレンズに傷がついた際の修理費用を大幅に抑えてくれる!
・安価な保護フィルターでない限り、画質の低下はほぼ分からないレベル!
・保護フィルター+レンズフードで鉄壁の防御を実現できる!

いかがだったでしょうか?
今回は、『レンズ保護フィルターって必要?不要?』についてご紹介させて頂きました。
結論は絶対に装着しておいた方が良いというのが個人的な感想です。

最近のフィルターは悪い影響はでにくく、レンズを保護してくれるのはもちろんの事、汚れがつきにくくなったり、撥水コーティングの恩恵が受けれたりと、装着しておいた方が良い場合が多いです。

また、『保護フィルターを装着していたから、大きな修理にならずに済んだ』という症例を何度も見たことが有るので、明日は我が身の気持ちで、可能な限り利用するレンズには保護フィルターを装着するようにしましょう♪

そして、少しでもシャッターチャンスを逃さないように、カメラの状態をいつも万全の状態に保つようにしてあげましょう♪

この記事を通して、皆さんがより良いカメラライフを送ってもらえたらと思います。

今回の記事はここまでになります。
最後まで読んで頂きありがとうございます♪

いざ実践してみて「操作方法が分からない」「設定が元に戻らなくなった」等有りましたら、コメントやメールにてお気軽にお問い合わせください。

それでは次の記事で会いましょう♪
以上、亜希でした!皆さんよいカメライフをお送りくださいませ♪

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